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Mansion Reform

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バリアフリー(7)

 専有部のバリアフリー改修は、大まかに分類すると表のようになります。改修例を挙げていますがこれはほんの一例です。

 改修工事に関しては、要介護認定(要支援も含む)を受ければ、20万円までの工事に対して、9割の補助を介護保険から受けることができます。しかしこの補助は1回しか受けることができません(要支援、要介護が3段階上がった場合には、もう一度受けることができます)。

 バリアを取り払うという意味から究極のバリアフリーは、間仕切りをなくすことです。プライバシーを確保するためには最低限の間仕切りは必要ですが、工夫次第では間仕切りを極力減らしても視線を遮ることができる場合もあります。

 例えばトイレと浴室と洗面所を一室にすれば余裕を持った介護スペースを取れて将来福祉器具を導入することも可能になります。

 福祉用具に関しても、年間10万円の9割までのリース代または購入代金の補助を受けることができます。


身体機能イメージ

改修例
自立高齢者 ・自立歩行ができる
・下肢機能の低下
・上肢の筋力、手指の器用さはやや低下
・段差がある場所に手すりを取り付ける
・段差の解消、滑りにくい床材に替える
・ドアノブを丸型からレバー型に替える
歩行困難高齢者 ・杖などを使用した自立歩行ができる
・外出時は介助が必要なこともある
・下肢機能の低下
・上肢の筋力、手指の器用さは低下
・歩行経路に連続した手すりを取り付ける
・玄関に収納型の椅子などがあれば靴の履き替えが楽にできる
・床を滑りにくくし、転倒してもけがの少ないよう、柔らかい素材にする
・便座の高さを高くして、立ち上がりやすくする

要介助高齢者 ・介助を受けながら、短距離の歩行ができる
・車椅子による移動が中心
・下肢機能の著しい低下
・上肢の筋力、手指の器用さの著しい低下
・介助者が付き添うことを考慮し、トイレ、浴室など介助スペースを確保する。要所に車椅子が回転できる場所を設ける
・廊下幅を110センチメートル程度にし、扉は極力引き戸に替える
・車椅子の使用を前提に床材は傷がつかない素材とする
・浴槽のふちと同じ高さに、腰を掛けられるスペースがあれば、向きをかえるだけで浴槽に入ることができ、入浴が楽に行える
全介助高齢者 ・自分の力だけでは、ベッドからの起き上がり
なども困難
・間仕切りを最低限にして、介助や移動を容易にし、 寝たきりの状態を作らない
・さまざまな福祉用具が開発されている。専門家に相談しながら、目的に合った福祉用具が十分機能を発揮するような周囲の環境を作る必要がある