Wendy-Net トップページ > Mansion Reform > 防犯性能の高い建物部品「CPマーク」について

Mansion Reform

全般

防犯性能の高い建物部品「CPマーク」について

 「国民が不安を感じる犯罪」に関する調査(2005年3月の社会安全研究財団調査報告書)によると、最も不安を抱く犯罪は「住居への泥棒の侵入」となっています。マンションの共用部分の防犯対策としては、監視カメラやオートロックシステムなどがありますが、専有部分の防犯対策は一般的には居住者各自の問題となっています。

 防犯性能が高い建物部品として、2004年4月に「CPマーク」の共通標章が定められました。「CPマーク」は防犯を意味するCrime Preventionの頭文字CPを図案化したもので、この標章は防犯性能の高い建物部品「共通呼称(防犯建物部品)」だけに表示することができます。

 この「CPマーク」付き防犯建物部品は、官民が共同で設けた防犯統一基準の下で開発された製品です。防犯統一基準は警察庁、国土交通省、経済産業省の三省庁と関連する建材などの業界一六団体で構成する「防犯性の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が、泥棒が実際に使う侵入手口で試験をして5分以上破られない開口部であることを基準としてとりまとめたものです。5分という時間は実際の進入盗へのアンケートを基に、泥棒の7割は開口部を破るのに5分以上かかると、侵入をあきらめると答えた時間です。

 この防犯統一基準に合格した建物部品はパンフレットや製品に「CP」共通標章を表示したり、貼付をしたりすることができます。この場合に貼付、刻印そのほかの方法により製品に直接表示する場合に限り、「2004」の文字を表示しないものを用いることができます。 防犯性能の高い建物部品の一覧は、ドア関係、窓関係、シャッター関係の開口部三部位に分かれて公式ウェブサイト(http://cp-bohan.jp)で見ることができます。

 ちなみにマンション専有部ですぐにでも対応できるものとしては、窓関係のウィンドウフィルムがありますが、この防犯フィルムについても「CPマーク」発行条件に、防犯フィルムの講習修了認定者が施工した場合に限るなどの厳しい条件があります。これら防犯建物部品を採用される場合には個々の製品の詳しい性能・仕様などの情報を確認し、設計・施工の知識のある専門家の判断を仰ぐ必要があります。


標章の様式標章の様式

共通標章の様式