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スポーツアロマ・コンディショニング・トレーナー/軽部 修子さん

スポーツアロマ・コンディショニング・トレーナー/軽部 修子
「スポーツアロマ・コンディショニング」
Profile

軽部 修子/スポーツアロマ・コンディショニング・トレーナー
長年スポーツメーカーに勤務した経験と自らのスポーツ選手経験を生かし、現在は、プロスポーツ選手、スポーツ愛好家を中心に、スポーツアロマでケアサポートをするとともに、各種セミナー、講演活動を通じてスポーツアロマテラピーの啓蒙活動に努める。スポーツアロマ・コンディショニング・トレーナーの養成。そのほかスポーツ専門誌において「スポーツアロマ・コンディショニング」の執筆活動。
スポーツアロマ・コンディショニングセンター
東京都品川区北品川5-7-14 グローリア初穂1109 TEL 03-3444-6653
ホームページ:http://sportsaroma.com



 2006年1月に東京大崎に“スポーツアロマ・コンディショニングセンター"を開設し、1年が過ぎたところです。それまでは自宅をサロンとして数年行っていました。

 2005年7月に「スポーツアロマ・コンディショニング」の本を出版することにより、今までのスポーツアロマに対する考え方をよりケアを重視していただきたいということを広く一般の方たちにお伝えしたいと思い、センターの開設になりました。

 私がスポーツアロマを勉強し始めた約十数年前には、まだアロマテラピーというとリラクセーションや女性のためのエステティックのイメージが強く、免疫力をアップさせ、健康維持のためという本来のアロマテラピーのイメージはほとんどなかった状況でした。

 私自身長年スポーツを愛好していたこと、スポーツメーカーに勤務し、アスリートの皆さんが心身ともにボロボロになりながらスポーツを行っていることを目の当たりにし、アロマテラピーをただリラクセーションのものとして扱っていくことにもったいなさを感じました。そのように考えるようになったのには、私のアレルギーの改善がアロマテラピーを生活の中に取り入れることでできたからなのです。

スポーツアロマテラピーの普及および実践活動

スポーツアロマテラピーの普及および
実践活動

スポーツアロマ・コンディショニングセンターを開設

スポーツアロマ・コンディショニング
センターを開設

アロマテラピーで体質が変わった!

 最初にアロマテラピーを学び出したきっかけは、本来の意味も知らずに、友人に誘われるまま気が付いたら学び始めていました。

 半信半疑ながら学んでいたときに、突然目からうろこの出来事がありました。

 自然療法のいろいろな先生方の授業を聞いていると、私が長年悩み続けているアレルギー性鼻炎や皮膚炎は、薬や大気汚染、毎日いただいている食事の添加物などのせいであると感じたのです。特に薬です。私は幼少のころ身体が弱く毎月病院に行かない月はないほどでした。

 成人してからも長年ひどい扁桃腺炎に悩まされ、発熱したときには、飲み薬では治すことができず、数回の入院も経験していました。そして気が付けば、ひどいアレルギー性鼻炎。花粉症に悩む方も多いかと思いますが、私の場合、花粉はもちろん毎日の生活の中にあるホコリ、ダニ、猫に対するアレルギーがひどく、1年中激しい鼻炎で、時には呼吸困難で病院に駆け込むこともありました。

 これは、薬をやめなければ私のアレルギーは治らないのではないかということに気が付きました。
 これから一切の薬を飲まずに生活をするためにはどのようにしたらよいかと思っていた矢先、風邪を引いてしまいました。
「今回は絶対に薬は使わずに治すぞ!」と決めたのです。

 学び始めたばかりなので、アロマテラピーのいろいろな本を参考にしながら、胸に塗る風邪用クリームを作って塗り、鼻の中には鼻炎用のオイルで鼻づまりを通し、うがいはティートリーで1日何回もし、ありとあらゆる方法で対応しました。アロマテラピーは自然療法なので、抗生物質のような即効的な効果があるものではないので、結局風邪が治るのに1ヵ月かかってしまいました。

 それがラッキーだったのです。1ヵ月かかったおかげでアロマオイルを1ヵ月間毎日使い続けていたことが、結果として鼻炎の症状が出なくなっていたのです。

 それからというもの、約10年近くたちますが、そのとき以降アレルギー性鼻炎とは無縁になりました。アレルギーのない生活は別世界でした。これを皆さんにお伝えすることが私の使命ではないかと思うようになったのです。

 この経験がきっかけで私はアロマテラピーを本気で追及し、仕事として役立てていきたいと考えるようになりました。しかし、リラクセーションやエステ的なアロマテラピーではなく、生活の中の必需品になれるアロマテラピーは何か?私の経験を十分に生かせるアロマテラピーは何か?と考えたときに、やはりスポーツと結びつけたアロマテラピーが1番であると考えたのです。アレルギーも持っていましたが、選手時代にたくさんの怪我をし、その後遺症に悩まされていた身体もやはりアロマテラピーを取り入れることで、関節痛、腰痛も気が付けば楽になっていたのです。

2005年7月「スポーツアロマ・コンディショニング」出版

2005年7月
「スポーツアロマ・コンディショニング」出版

スポーツアロマを仕事として

 アロマテラピストとして働くにしても、スポーツアロマテラピーにあった考えのサロンもなく、私はまずは仕事として行うのではなく、私のライフワークとして行っていこうと思いました。スポーツにあったアロマテラピーの情報もほとんどなかったのです。

 「スポーツアロマテラピー」を知り、感動した経験を1人でも多くの方にお伝えし、1人でも多くのアスリートの皆さんが、健康で怪我のない生活をしていただける手助けができないかという気持ちでスポーツアロマテラピーの普及および実践活動をしてきました。

 しかしながら、日本ではスポーツシーンにおけるアロマテラピーの実証例があまりにも少なく、また、アロマテラピーをスポーツに取り入れることに抵抗を持たれる方々も多く、思うように伝えることができず、ゆっくりとしたリズムで進んできました。そのような中で、海外経験を多く持つ選手の中からスポーツアロマテラピーを認めて取り入れていただくことができたことから、私自身の中から「スポーツアロマテラピー」を本気で広めていこうという気持ちをより確実なものとさせてもらうことができました。

 アスリートの方々の身体をお借りしながら、アスリートの方たちが今日の疲れを癒し、そしてまた明日元気でプレーしていただくにはどのようにしたらよいのか?どのようにしたら彼らの要望に答えることができるのか?試行錯誤…。そして少しずつアスリートの方たちに納得していただくことができるようになり始めたのです。

 現在ではプロテニス、プロ野球、サッカー、ゴルフ、スキー、自転車、マラソンなどいろいろな種目の選手のケアをさせていただけるようになりました。

 また、これら選手のケアを通じて得た情報や技術を一般のクライアントの皆さまにも応用し、大変喜んでいただいております。

 例えば、長年坐骨神経痛に悩まされていた女性が、スポーツアロマテラピーのトリートメントを応用して行うことで、今では痛み知らずの生活を手に入れていらっしゃいます。

 85才の方も、足の痛みで歩くのに不自由を感じていらしたのが、通常の生活には不自由を感じないようになられたようです。

 一般のクライアント、アスリートの皆さま方に必要とされ、皆さま方に喜んでいただけるように頑張ってまいりたいと思います。

今後の活動

 ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、いろいろな方たちと出会い、いろいろな経験をし、とても楽しみながらたくさんの発見をすることができました。

 気が付けばあっという間に十数年がたっていましたが、本当に素晴らしい経験ばかりだったように思います。

 そして今、この方法を1人でも多くの方たちにお伝えするには、私1人の力では限界があると思い、同じ志を持った仲間を増やすため、スクール活動も始めたくさんの仲間が増え始めています。

 今後も仲間たちとともに、「スポーツアロマ・コンディショニング」がより一層納得のいくようなものとなり、皆さま方に認めていただけるように、また、アスリートの方たちに喜んでいただけるようにさらに研究を進めてまいりたいと考えております。

 近い将来、いろいろなスポーツシーンで「スポーツアロマ・コンディショニング」を見かけることができるようになれたら、こんなにうれしいことはありません。



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