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節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー/丸山 晴美さん

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー/丸山 晴美
「今やカリスマとなっている彼女のユニークな節約術とは…」
Profile

丸山 晴美/節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー
1974生まれ(29才) 分かりやすく、ケチではない楽しい節約をモットーに活動し、節約をTVや雑誌などを通して指導。近著に「お金の貯まる女になる」(グラフ社)「明るい節約生活入門」(経済界)がある。
HP:http://www.maruyama-harumi.com/



節約に目覚めたきっかけは「どうしてもこの家が欲しい!!」

 皆さま、こんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。節約アドバイザーという肩書きは自分で勝手に付けた肩書きなので、ご存じない方も多いと思います。ここで簡単に自己紹介をさせていただきます。もともと私、丸山晴美は、どうしようもないくらいの浪費家でございまして、お金がお財布にあればあるだけ遣ってしまい、お給料日前になると、残り少ない数千円を握りしめて一生懸命給料日まで暮らすことばかり考えていました。そんな私が、節約に目覚めたのは 22才も終わるころ、とある住宅展示場でとても素敵な輸入住宅に出会ってしまい、「どうしてもこの家が欲しい!!」と貯金もないのに思ってしまったのです。そこで、どうやったら家を買うための頭金を用意できるか?そんなことばかり考えて暮らしていましたところ、なんと、『1000万円貯まる本』に出会ってしまい、私にはこれしかない!!と思ったのが節約だったというわけです。

 今まで、浪費の繰り返しで、お金がないという心配ばかりしていた私でしたが、節約をしていくうちに、お金の心配がなくなってきたのです。その理由は、お金をきちんと管理できていたからです。家計簿をつけ、銀行の封筒に予算分けをして…と今まで不明朗会計だった生活費を、明朗会計にした訳です。もちろん、無駄なものは買わない、自炊をちゃんとするなどの工夫も取り入れた結果でもあるのですが…。そんな中でも買わずに身の回りにあるもので済ますという知恵がいくつかあります。例えば、ペットボトルは節約の観点からいうとあまり買うにはおすすめできないアイテムです。ペットボトルのジュースを買うよりも、煮出したお茶を飲む方がよっぽど得です。買って飲んでしまったペットボトルをそのままリサイクルにだしてもよい方法ですが、このペットボトルが物を片付けたりする小物入れに大変重宝します。

いますぐ始められる節約術いろいろ

ペットボトルで洗面台もすっきり(写真1)

ペットボトルで洗面台もすっきり(写真1)

1.ペットボトルで作る氷柱
 ペットボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせます。1.5リットルのものは、お皿の上に置き、扇風機の風にあてると、冷たい風が…。500ミリリットルのペットボトルをタオルに包んで抱くとひんやりとして寝苦しさも解消されます。また、これを応用して、夏のレジャーの保冷材として使えば、中の食材も安心。しかも氷が溶けてしまった後でも、中の水は、飲み水や、手洗い、料理などに使えます。お茶を凍らせておけば、冷たいお茶が飲めます(夕方くらいには溶けて温かくなっていますが)。 注意点は、たくさん水を入れ過ぎると、氷になったときに膨張しますので、8分目にしておくことです。

2.ペットボトルで洗面台もすっきり(写真1)
 ペットボトルであれば、汚れたらすぐに洗えますし、高さの調節も自由自在。ほかにも、冷蔵庫の残り野菜入れや、調味料入れにしても便利です。
 また、1.5リットル以上のペットボトルにスパゲッティの乾麺を入れておけばバラバラになりませんし、1人前を取り出すのにも大変重宝します。

3.プリンカップを使って
 プリンカップは可愛いので、つい捨てるのがかわいそうになってしまいます。そこで捨てずに洗って再利用しましょう。
 プリンカップに水を入れ、大根の頭の部分や生ハーブの茎を入れてみましょう。すると、大根からは葉っぱが、ハーブの茎からは根っこがニョキニョキ生えてきます。少し葉っぱが付いていた方がよいです。お気に入りの木を(葉付き)いただいて根をつけるのもよいでしょう。
 プリンカップにヘアピンや小物を入れておけばバラつくことも、使うときに探しまわることもありません。

4.牛乳パックを利用して
 牛乳は嫌いじゃないかぎり卵と同様、冷蔵庫には必ず入っている定番アイテム。そこで困るのが牛乳パックの処理。牛乳瓶を毎日配達してもらっている家庭ではそんな問題はありません。むしろ牛乳瓶は現在残っているリターナブル瓶の代表とされていて、本当であればこの姿が1番環境にとっては大切なこと。しかし、私はどうしても牛乳パックにしてしまっています。飲んだ後は必ず牛乳パックの中に水を入れてその中の水を家庭菜園のプランターに使ったり、乾燥させて資源ゴミに出したりしています。最近では自宅で使う分が多くなってしまったので、ほとんど資源ゴミに出すことはなくなりましたが…。

5.牛乳パックで廃油捨て
 牛乳パックにちぎった新聞紙をいっぱいに入れ、その中に廃油を入れて口をガムテープなどでしっかり閉めて捨てます。使用済みのティッシュを普段から専用に牛乳パックに詰めておいても○。

牛乳パックを使った万能シート(写真2)

牛乳パックを使った万能シート(写真2)

6.牛乳パックで万能シート
 牛乳パックを半分に割き、パルプの面にフライや天ぷらをのせれば油きりになります。しかも、ビニールの面が下にきているので、お皿に油がべっとりということもありません(写真2)。
 魚をさばくときにはビニールの部分を上にしてまな板の上で魚をさばけば、まな板に臭いも移らず安心してさばけます。そして、さばいた魚をパルプの上に置いておけば、余分な水分を吸収してくれるので、キッチンペーパーが必要ありません。
 牛乳パックを適当な高さに切り、布や紙を貼るとペン立てやリモコン立てにもなります。その箱を2つ貼り合わせたり、3つ貼り合わせて使うこともできます。和風の紙を貼ってその中に小さな花瓶を入れて花を1輪挿せば、またちがった表情を見せるから不思議。

7.オクラや野菜の入っていたネットを利用して
 ネットにストッキングで作ったスポンジを入れれば、ネットスポンジに早変わり。
 ネットを切り開いて排水溝に置いておくとごみ取りに。お風呂場でも髪の毛取りにと活躍してくれます。

8.発泡スチロールを利用して
 発泡スチロールは、保温、断熱効果が高く、水に強いという特性を活かして再利用しましょう。
 大きめの発泡スチロールは、保温調理器に早変わり。下味を付けて中の水分が沸騰したら、新聞紙で鍋ごと包み、そのまま発泡スチロールの中へ。これで、数時間後には味がしみた美味しい煮物のできあがり。ガス代の節約にもなります。
 発泡スチロールをプランター代わりに使っても○。スーパーや魚屋さんで手に入ります。

段ボールを使った天ぷらガード(写真3)

段ボールを使った天ぷらガード(写真3)

9.段ボールを使って
 段ボールをガス台の大きさに切って補強にガムテープを貼り、アルミ箔を貼付けると天ぷらガードになります。アルミ箔が汚れたら、新しいものを貼り変えるだけ。市販品を買うよりも安く済みます(写真3)。

 このように、どれをやってもその1つ1つの節約金額は微々たるものですが、やるとやらないのでは大ちがい。ちょっとした日々の積み重ねが、目標金額の早道なのですから。お金は必要になったからといって、1日や2日で湧いてくるものではありません。日々の節約と貯金と投資で得られるものなのです。節約アドバイザーとなったのも、浪費家娘だった私が、節約に目覚めて、目標を一部達成できたからこそ、皆さんに節約の面白さと目標をもった貯蓄をすすめる近所のおばさんのような存在になったというわけです。

 ダイエットと節約は、明日からではいつまで経っても脂肪は落ちませんし、お金は貯まりませんよ。そうです、思い立ったら吉日、今からでもできることから少しずつ始めませんか?



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