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ちょっと拝見

理事長さんに聞きました 管理会社変更事例

メゾン宍道湖(島根県松江市)

メゾン宍道湖(島根県松江市)
建設概要
平成9年9月竣工
鉄筋コンクリート造
地上9階建
[総戸数]56戸
松江市
[事業主]コラージュ

管理会社変更時のお話をお願いします。

 宍道湖大橋工事およびそれに伴う国道431号線拡幅工事のため1度立ち退き、平成9年10月に代替として、現在のマンションが竣工しました。

 竣工当時の管理会社は売主が勝手に決めた会社でした。

 数年経過し、全国のマンション管理に関する情報も豊富になり、容易に勉強することができ、マンション管理戸数ランキングなども知ることができました。

 前管理会社のランキングは合人社より上でしたが、それは全国の中央部のことで、松江市内には該当しないものでした。オフィスが松江市内になく、遠隔管理をしていたので、小さな問題まで手が回らないのが実情でした。おまけに管理費が異常に高く、管理も粗悪で、書類にも不備、間違いが多くありました。変更の決定打は瑕疵がらみの修理に全然助力してくれなかったことです。そして、管理費と修繕積立金が合人社のものと全く逆で、長期修繕計画を組むと、その修繕積立金で原資が足りるのかな?と思うものでした。

 そこで契約満了時に同業他社3社から説明を受けた結果、合人社計画研究所に管理を委託することになりました。

 管理会社を合人社に決めた理由として、次の6つが挙げられます。
 1.松江市内の合人社管理のマンション数棟を調査表でチェックし、管理費など内容を把握した結果
 2.同じく松江市内の合人社以外が管理するマンションの友人(役員)からの情報の提供を受けた結果
 3.合人社は独立性の会社でバックがないこと
 4.合人社の前身が設計コンサルタントであり、長期修繕計画など緻密な計画が得られること
 5.委託管理費の妥当性
 6.プレゼンテーションの結果、マンション側が思考することと合人社の基本理念が一致したこと

合人社計画研究所の管理はいかがですか?

 合人社の管理は居住者の立場で管理を考え、居住者の意向をよく把握し実行に移していると思います。われわれの知らないところで何かをするというようなことは全くありませんし、連絡即対応で安心です。また、無駄なものは徹底的に排除、必要なものはこの方が良いと的確な助言がもらえお任せできます。

マンション購入にあたって決め手になったのは?

北側より松江城を臨む

北側より松江城を臨む

 現在のマンションの西側に、元々私たちが購入したマンションがあったわけですが、宍道湖景観条例にかかるような立地で「景観が非常に良い」ということで即購入を決定しました。

 その後、国道拡幅と宍道湖大橋工事のため立ち退きを余儀なくされ、行政とメディアにことごとく景観条例を盾に叩かれ、難産の末、現在の「メゾン宍道湖」が誕生したわけです。

 その難産とは、初期設計は14階建てでしたが、行政指導で11階建てに落とされ、メディアの騒ぎで最終的に9階建てとなりました。とはいえ、景観良好、駅、県庁、市役所、銀行、病院あるいはスーパーなどすべてタクシーワンメーター以内にあるので移転後も満足しています。

入居されてからリフォームしたところや工夫されたところはありますか?

 トイレの物入れに開き戸がなかったので付けたり、キャスター付きゴンドラを上下逆に取り付けたりと、自分で施工しました。

現在管理組合で取り組まれていることは?

 竣工販売時には既に管理委託会社が売主との間で決まっており、管理費が高く、修繕費がその約半分という設定でしたので、組合では大規模修繕に向けて、また、マンションの資産価値を高めるために、まず役員構成から改革することが先決と、下記事項を臨時総会で決議し実行に移しました。
 ・役員輪番制を廃止(ただし過去の輪番表を参考にする)
 ・区分所有者の配偶者が役員になれるよう規約を改正
 ・7名構成の役員であるが、次期は今期の役員2~3名が残留する、つまり2~3期でもできればそれが望ましい

 次に管理会社を安価なところ、実績のある会社に変更しようと資料を収集し、インターネットを参考に勉強会を重ね、そのかいあって現在に至っています。現在は不必要なことは切り、費用を捻出してほかの有効なことをするよう取り組んでいます。

理事長になられてからのお話をお聞かせください。

西側自室ベランダより

西側自室ベランダより

 人と人との触れ合いは、いろいろな形・ドラマがあって同じレベルではありません。それぞれの人たちが同じ建物の中で生活するわけですから、歩み寄りが必要ですが、中には干渉されたくないご家族もいらっしゃいます。

 独り善がりではなく、また、良くしてあげたのにお礼もあいさつもないなどと代償は求めていません。やるべきことをきちんとすれば、きっといつかはご理解がいただけると思っています。

 ただ、私もまだ未完成人間ですから権利だけ主張して義務を果たさない方がおられると顔に出るかもしれません。このごろは何が起きるか分からないことが多すぎるので、それに対応できる知恵を居住者一同で考えられるようにするのも理事長の職責と心得ます。

近辺の環境紹介、お国自慢をお願いします。

 当マンションを中心に、北は北山山系を背景に松江城、県庁を望むことができます。東は松江市南北の街並みを見ることができ、上空には鳥取県の大山が大気良好なときには鑑賞できます。南側は宍道湖大橋の脇に嫁が島がポツリと浮かび、県立美術館、田和山遺跡にある松江市立病院と建ち並び夜景は絶品です。また、西側の松江の宍道湖夕日は世界的にも有名で、嫁が島を朱色にアップさせたり、深い青空に茜がのって、天候・季節・大気の状態で多様なハーモニーを醸し出す夕焼けはとても美しいです。

 「食」についても松江市は日本三大和菓子処で、今やニューヨーク、パリにまで進出する勢いで、京都、金沢に引けを取らないほどまでになり、老舗店舗も数多くあります。

 また至近には武家屋敷、ヘルン旧居など見どころがたくさんありますし、お城のお堀を周遊する堀川遊覧船発着所があり、楽しむことができます。

榊原 正次さん 理事長さんのプロフィール

榊原 正次さん 65才
(さかきばら まさつぐ)

松江市教育文化振興事業団の施設管理課に勤務。道の駅 秋鹿なぎさ公園の施設長を勤めており、道の駅としての情報発信のほか、カヌー・ヨットなどマリンスポーツの指導をしている。 特技は機械の修理や清掃。趣味は釣り、ドライブ、模型作成、茶道。山歩きが好きでよく森林浴に出掛けている。家族は5人だが、長女は嫁ぎ、長男次女はそれぞれ独立したため現在は2人暮らし。

2006年4月掲載