編集部からのご回答

用語・用例

瑕疵担保責任とアフターサービスの違いについて

瑕疵担保責任とアフターサービスの違いは何ですか。

「瑕疵担保責任」は民法や宅建業法などの法律の規定によって負うもので「法定責任」です。責任の対象となるのは、「取引時における目的物の隠れた瑕疵」に限られます。売買契約では、買主が隠れた瑕疵のあることを知ってから1年以内であれば、売主に損害賠償や契約解除を請求できます。

一方、「アフターサービス」は、契約当事者間の契約内容に基づきサービスの一環として行われている「契約責任」です。責任の対象は、「契約で定める一定の欠陥」であり、隠れた瑕疵に限りません。また、期間についても、それぞれの契約によって定められています。

(2015年9月掲載)

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「耐震構造」と「免震構造」の違いについて

建築物における「耐震構造」と「免震構造」の違いを教えてください。

耐震構造とは、文字通り、地震に耐える構造ということです。壁や梁などの骨組みを頑丈にし、地震の揺れに耐える技術のことを指します。国内にあるほとんどの建物が「耐震構造」となります。

一方、免震構造とは、「免震装置」によって、建物に揺れが伝わりづらい構造のことを指します。ゴムと鉄板を交互に重ねた「積層ゴム」を使った免震装置が揺れを吸収し、地面が速く動いても建物はゆっくりとしか動かない仕組みになっており、地震の揺れを軽減する仕組みです。

(2015年7月掲載)

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マンションとは

マンションの管理の適正化の推進に関する法律に定める「マンション」とは、何でしょうか?

マンションの管理の適正化の推進に関する法律(以下、マンション管理適正化法)では、区分所有者が2以上の建物で、かつ、そのうち1つ以上居住用の専有部分を持つ建物、さらにその建物の敷地および附属施設を「マンション」と定義しています。

つまり、ワンオーナーの賃貸マンションは区分所有建物ではありませんので、マンション管理適正化法においては「マンション」とはいいません。

(2015年6月掲載)

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住宅性能表示制度とは

住宅性能表示制度とは何ですか。

住宅性能表示制度とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)に基づく制度で、住宅(マンションも含む)の性能を表示するためのルールと、このルールに基づいた評価の仕組みを定めておくことで、住宅の工法・構造・施工者の別によらず、安心して住宅の取得ができるようにすることを目的とします。

なお、性能を表示するためのルールは、国土交通大臣および内閣総理大臣が日本住宅性能表示基準として定め、住宅の性能の評価の方法は、国土交通大臣が評価方法基準として定めています。

次に、制定されたルールに従って、国土交通大臣により登録された登録住宅性能評価機関が性能評価を希望する当事者の申請により、住宅性能評価を行います。その結果を住宅性能評価書に記載して申請者に交付します。

住宅性能評価書やその写しを住宅供給者が契約書に添付した場合、その住宅性能評価書に記載された性能を有する住宅の建設工事を行うことや、そのような性能を有する住宅を引き渡すことを契約したものと見なされます。

(2015年4月掲載)

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分譲賃貸マンションとは

「分譲賃貸マンション」とは、どのようなマンションを指すのでしょうか?

「分譲賃貸マンション」とは、「販売(分譲)目的で建てられたマンションを賃貸として貸し出しているマンション」のことです。

分譲マンションを購入した人が、転勤などで住むことができなくなり、賃貸マンションとして貸し出したり、不動産会社などが分譲マンションの一部を賃貸用として確保しているマンションが一般的です。通常の賃貸マンションと違い、長く住んでもらうことを前提に建てられているため、一般的に構造や各種設備等のグレードが高くなっています。

ただし、賃貸借契約に基づき居住していることから、貸主(所有者)の都合によっては賃貸契約を更新することができない場合もありますし、管理組合の組合員としての資格を持たないため、集会において議決権はないこととなります。

(2015年1月掲載)

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