編集部からのご回答

用語・用例

「マンション」と呼ぶ由来

「マンション」と呼ぶ由来を教えてください。

「mansion」の意味は、(1)中世イギリスおよびフランスにおける荘園領主の邸宅、(2)現代アメリカにおいて、豪壮な大邸宅を表します。

日本では、集合住宅の呼び方に、1960年代以前は主に「アパート」が使われていましたが、1960年代を境に、「マンション」という言葉が「アパート」とは別に使われるようになりました。ホールやエレベーターなどを持ち、外観はタイル張りにして豪華に見せているので、それまでの「アパート」より質が高いということを表現するために、英語で豪壮な大邸宅を意味する「マンション」を不動産会社が用いたのです。

同時に、不動産会社は「賃貸の集合住宅」をアパート、「分譲の集合住宅」をマンションと使い分けるようになったそうです。

(2007年6月掲載)

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何階以上のマンションをタワーマンションと言うのでしょうか。

タワーマンションという言葉を最近よく耳にしますが、何階以上のマンションをタワーマンションと言うのでしょうか。

タワーマンションとは、タワー型の「超高層」マンションのことです。一般的には、20階以上を「超高層」マンション(=タワーマンション)と呼びます。これは、建築基準法で高さ60メートル超の建物を「超高層」建築物と規定していることに由来していると思われます。ただし、明確な定義があるわけではありません。

(2007年3月掲載)

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アルコーブとはどういうものなのですか。

マンションのパンフレットにアルコーブ面積3平方メートルとありました。アルコーブとはどういうものなのですか。

アルコーブ(alcove)とは、本来は部屋の一画を囲った部分または壁面を後退させて造る付随的な部屋のことをいいます。マンションにおいては、共用廊下から数十センチメートルから数メートル程度後退させた位置に玄関を設置した場合の、廊下から玄関までの空間をアルコーブと言います。これは、共用廊下から玄関内部が丸見えになるのを防ぐための一手法です。

(2007年2月掲載)

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遮音性能について

小学生の子どもとマンションに住んでいます。子どもはよく部屋の中を走り回ったり暴れたりして、ご近所に迷惑をかけていないか心配です。そこで遮音性に優れたクッションフロアに替えようと思います。それを用いると、L-50の遮音性能があると聞きました。L-50ではどれくらい改善されるのでしょうか。

L値とは、固体の音を遮断する能力の衝撃音性能のことで、上階の衝撃音が下階に聞こえる音の大きさを示すものです。L値には、足音や飛び跳ねる音である重量衝撃音(LH)と物の落下音や椅子を引きずる音の軽量衝撃音(LL)の2つがあります。この性能の目安は下の表の通りで、Lの後の数字が大きい程遮音性能は低下します。

遮音等級 足音や飛び跳ねる音 物の落下音
L-40 遠くから聞こえる感じ ほとんど気にならない
L-45 聴こえるが気にならない サンダル音は聞こえる
L-50 ほとんど気にならない ナイフ・フォークなどの音は聞こえる
L-55 少し気になる スリッパでも聞こえる
L-60 やや気になる はしを落とすと聞こえる

(2007年1月掲載)

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断熱マンションとは

断熱マンションがあると聞きました。どのようなものなのでしょうか?

マンションでは、建物の断熱性を高めるために、断熱材を使用しています。その断熱材の使い方には、「内断熱」と「外断熱」があります。

内断熱とは、建物の内側、つまり部屋側に断熱材を入れる方法で、ほとんどのマンションがこの内断熱工法で作られています。

外断熱とは、建物全体を断熱材で包みこんでいます。コンクリートが直接外気に触れないので、内断熱工法に比べ、耐久性の向上が期待されています。また、コンクリートは、高い蓄熱性はありますが、断熱性は低く、周辺温度の影響を受けやすいと言われています。

例えば、冬に暖房を使用した場合、外断熱では室内の熱がコンクリート壁に蓄熱される分暖かくなるまでの時間はかかるものの、壁内部が外気の影響を受けないため、暖房を停止しても室内の暖かさは持続します。一方、内断熱では断熱層が連続していないため、コンクリートが外気の影響を受けてしまい、室温は安定しません。

したがって、外断熱マンションは気温の変化による建物の悪影響が少なくなり、冷暖房の節約、結露の発生を防ぐなど、耐久性、省エネ性、快適性に優れた環境を作ることができると言われています。

(2006年11月掲載)

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