編集部からのご回答

用語・用例

ガス漏れ警報機の設置位置について

私のマンションには、ガス漏れ警報機が天井に付いています。しかし、知り合いのマンションでは床近くに付いています。なぜこのように違うのでしょうか。

その違いは、都市ガスとLPガスとの違いです。都市ガスは一般にメタンを主成分としており、メタンは空気より軽いため、漏れると上にいきます。そのため、警報機は天井部に設置する必要があります。一方、LPガスはプロパンを主成分としており、プロパンは空気より重いため、漏れると下にいきますので、警報機は床近くに設置されているのです。ちなみに、通産省告示では、都市ガスは燃焼器から水平距離8m以内、天井面から30cm以内の位置に設置すること、LPガスは燃焼器から水平距離4m以内、床面から30cm以内の位置に設置することとされています。

(2006年11月掲載)

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24時間換気システム

24時間換気システムとは何ですか。

24時間換気システムとは、機械の力で室内の空気を強制的に常時入れ替えるシステムのことです。シックハウス対策のため、2003年7月からの改正建築基準法では24時間換気システムの導入が義務付けられています。

換気システムには次の3種類の方法があります。
1.第一種換気
給気、排気両方に機械を使用し、強制的に換気を行います。
2.第二種換気
給気のみに機械を用い、排気は「排気口」などから自然に排気します。室内側圧力が正圧になり、水蒸気が外壁に押し出され結露しやすくなるため、住宅ではほとんど使われません。
3.第三種換気
「給気口」から自然に給気し、排気のみ機械を用いて強制換気します。

第一種換気 第二種換気 第三種換気
1.第一種換気 2.第二種換気 3.第三種換気

(2006年10月掲載)

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珪藻土壁(けいそうどかべ)とはどのようなものでしょうか?

リフォームを考えています。珪藻土壁(けいそうどかべ)というものがあると聞きました。どのようなものでしょうか?

珪藻土とは、植物プランクトンである単細胞の藻類「珪藻」の遺体が化石となり、海底や湖沼の底などに長年堆積してできた多孔質の土のことをいいます。

珪藻土にはスポンジのようにたくさんの空間があるため、耐火性や保温性、吸音性、遮音性、たばこなどのにおいの吸収やホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収するという効果があります。さらに、珪藻土壁は、調湿作用があるため結露を防ぐこともできます。

珪藻土を使用した内装材(壁材)には、主に珪藻土クロスと珪藻土塗りがあります。珪藻土クロスとは、珪藻土を混ぜたクロスで自然の風合いをそのまま生かし、落ち着いた雰囲気を出します。一方、珪藻土塗り壁は、コテ仕上げや吹き付けなど塗り方の方法により、デザイン性のある壁にすることができます。

(2006年9月掲載)

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エレベーター奥の壁にある扉は何のためについているのでしょうか。

エレベーターの奥の壁に扉がありますが、何のためについているのでしょうか。

扉の奥にはトランクルームと呼ばれる空間があり、一般的なマンションのエレベーターの場合、奥行きが2mになるように設計されています。

このトランクルームは救急の担架や棺桶を運ぶために使用されます。







(2006年9月掲載)

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耐震構造と免震構造の違いとは

地震に強いマンションとして、耐震、免震構造がありますが、どのような違いがあるのですか。

耐震構造とは、柱や梁を太く、壁を厚くすることで地震の力に対抗する構造であり、建物全体で地震を受け止めます(図1)。

免震構造は、地震が直接伝わらないように基礎と上部構造の間に積層ゴムなど(ゴムと銅版を交互に何層も重ねたもの)を入れたもので、地震の揺れを免震装置で吸収し、建物上部への地震エネルギーの伝わりを抑えます(図2)。

耐震、免震構造の特徴は下表の通りです。

図1:耐震構造
図2:免震構造
耐震、免震構造の特徴

地震の際の
揺れ方

メリット デメリット
耐震構造 ガタガタと揺れる。上階にいくほど加速度が増し、揺れも激しい。 維持管理が容易、費用がかからない。 建物が倒壊しなくても壁がひび割れたり、室内の家具が倒れたりすることがある。
免震構造 ゆったりと揺れる。各階とも加速度、揺れ方はほぼ同じ大きさ。 建物がゆっくり揺れるので、ひび割れなどの損傷が少なく、家具も転倒しにくくなる。 定期的な点検が必要なため、維持管理費が高い。

(2006年8月掲載)

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