編集部からのご回答

用語・用例

消火器の耐用年数や点検方法について教えてください。

マンションに消火器が設置してあるのですが、消火器の耐用年数や点検方法について教えてください。

消火器の耐用年数は、製造会社により異なるので、日本消火器工業会では、耐用年数を「おおむね8年」としてあります。

点検については、消防法により年2回の機器点検が義務付けられており、本体容器・キャップ・安全装置・ホース・ノズルそのほか外観上の変形・損傷・腐食などの有無の確認を行うようになっています。

なお、法的義務はありませんが、外観上は問題がなくても本体内部の消火薬剤が固化している場合もありますので、製造後3年以上経過している消火器については放出点検を行った方が良いでしょう。

(2005年6月掲載)

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SI工法とはどのようなものなのでしょうか?

先日、新聞で、「SI工法によるマンション」という言葉を目にしました。SI工法とはどのようなものなのでしょうか。

SI工法とは構造躯体(スケルトン部)と設備・内装(インフィル部)を分離し、間取りや内装のリフォームを容易にすることができる工法のことで、住む人や時代に合った改造を行えばより長く住めるため、「100年住宅」などと呼ばれることもあります。

SI工法には次のような特徴があります。
・ 構造躯体の寿命は約100年、設備・内装の寿命は約25年といわれています。しかし、SI工法の場合、古くなった設備・内装を構造躯体を傷つけることなく取り替えることができるため、建物自体の寿命が長くなります。
・ 構造躯体に含まれない間仕切りの取り外しも容易に行えるため、状況に応じて部屋数を変更することが可能です。
・ 配管などが住戸外に設けられたパイプスペース内で上下にわけられているため、躯体を破壊せず水回りの間取りを変更することができます。
・ コンクリートと床仕上げの間に一定の空間が設けてあるため、床下を物置として使用することができます。

(2005年3月掲載)

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部屋面積の表示方法にはどのようなものがありますか?

マンションを購入する予定ですが、部屋面積の表示方法が2種類あると聞きました。どのような違いがあるのでしょうか?

マンションの専有面積の表示には、壁芯面積と内法面積の2種類があります。

壁芯面積とは室内の壁の中心線を結んで測った面積のことです。この方法による面積は、内法面積よりも大きくなりますが、いまだ建物が完成していない段階では、何ミリの壁厚に仕上がるか分からないため、実務上この方法が採用されたと思われます。一般的にパンフレットや広告に表示され、ローン融資などの基準となります。

内法面積とは壁の内側の部分を測った寸法により計算された面積のことです。壁芯面積より小さめになりますが、マンションで実際に使用できる部分の面積といえます。マンションの所有権を著す登記簿に記載されるため、登記簿面積ともいわれます。この面積は登記官が建物完成後、実測して算出され、登録免許税、固定資産税、都市計画税等の基準となります。

(2005年2月掲載)

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インターネットマンションとは?

最近「インターネットマンション」という言葉をよく聞きますが、どのようなマンションを指すのでしょうか。

「インターネットマンション」とは、インターネットに常時接続できる専用回線を住戸で共有するマンションのことを指します。

構成としては一般的にマンションに高速な光ケーブルを引き込み、各部屋にモジュラージャック(電話やモデムとの接続に使われる壁に設置された差込口)を配置するといった構成になっており、管理組合が一括でプロバイダー(インターネットへの接続サービスを提供する企業)と契約を行うため、プロバイダー手数料が安く済みますし、プロバイダー加入手続きや、面倒な初期設定も不要となります。

プロバイダー手数料はプロバイダーからインターネットの接続サービスを受けるために必要な費用のことで、インターネットマンションの場合、管理組合で入会していますので、支払いはインターネット使用料を管理費に含めるのが一般的です。

(2004年11月掲載)

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バリアフリー住宅とは?

最近、マンションの買い替えを考えているのですが、将来的なことも考えバリアフリー構造のマンションを検討しています。その中でも、バリアフリー住宅というものがあると聞きました。どんなものでしょうか。

バリアフリー構造とは、老人や障害者の利用に配慮した設計になっている構造のことをいいます。また、その中でも平成7年6月に建設省より示された「長寿社会対応住宅設計指針」に基づく技術基準に適合する住宅のことを「バリアフリー住宅」と呼びます。

具体的には、
①トイレ、洗面所、脱衣所、玄関ホールの床や出入り口の段差を無くす。
②それらの廊下の幅は有効78cm以上とする。
③浴室や住宅内の階段、及びその踊り場には、手すりを設置する。
④高齢者などの寝室とトイレは同じ階に配置する。
⑤階段は適切な勾配(22/21以下など)で緩やかに設置する。
⑥浴槽を広く(浴槽の短辺1.3m以上、広さ2平方メートル以上)する。

ことが挙げられます。

また、「バリアフリー住宅」は、住宅金融公庫の融資について、高断熱、高気密(省エネ)住宅とともに基準金利(最も低い金利)の適用を受けることができます。

(2004年5月掲載)

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