編集部からのご回答

法令・規約

マンションの廊下幅に決まりはありますか。

マンションの廊下の広さはどれくらい以上ではないといけないと決まっているのでしょうか。

マンションの廊下幅は建築基準施行令により、両側に居室がある中廊下式では1.6メートル以上、そのほか廊下(例えば、最も一般的な片方に部屋がある片廊下式)では、1.2メートル以上としなければならないとされています。

(2007年7月掲載)

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エレベーターの定員の決め方

エレベーターの定員は、どうやって決まっているのでしょうか。

エレベーターのかごの積載量は、エレベーターごとの状況(床面積・昇降行程・用途)によって定まります。最大定員は、定まった積載量を65キログラムで割って(1人当たりの体重を65キログラムとして計算し)決められています。

(2007年5月掲載)

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ハートビル法について

理事長です。大規模修繕を検討していますが、共用部に手すりやスロープなどの設置を課している法律があると聞きました。どのような法律なのでしょうか。

質問にある法律は、ハートビル法(高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律)といい、高齢者や身体障害者などでも使いやすい建物の建築促進を目的に平成6年に施行されました。

当初は、建築、修繕または模様替えを行う際に不特定多数の者や主として高齢者、身体障害者が利用する施設のみ法令に適合させる義務が課せられ、マンションは対象外でした。

しかし、平成14年の法改正によりマンションも法令に適合させる努力義務が課せられました。適合要件としては、以下のようなものがあります。 あくまで努力義務ですが、高齢者や身体障害者の方などでも住みやすいマンションとなるように法令に適合する改善を行うことが望まれています。

箇所

対策

出入口

幅80cm以上で高低差がなく、自動扉のように車いす使用者が簡単に開閉して通過できる。

階段、廊下、通路

段の突き出しをなくし、つまずきにくい構造にする。

スロープ

手すりを設ける(踊場除く)。

階段、廊下、スロープ

点状ブロックを敷設する。

階段、廊下、スロープ、通路

滑りにくい材料を用いる、識別しやすいように色分けする。

エレベーター

制御盤を車いす使用者が利用しやすい位置に設けたり、点字による表示を行う。音声案内装置を設ける。
かご内で車いすの転回ができるような構造にする。

駐車場

幅350cm以上の車いす使用者専用駐車場を居室にできるだけ近い位置に設け、車いす使用者用の表示をする。

(2006年8月掲載)

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畳のサイズの決まりなどはないのでしょうか。

マンションの購入を考えており、いくつかモデルルームを見ました。同じ和室6畳でも部屋の広さが違ったのですが畳のサイズの決まりなどはないのでしょうか。

法律などに畳のサイズの定めはありませんので、畳が6枚敷き詰めてあれば6畳という表現になります。マンションの場合は、部屋の広さに合わせて畳のサイズを決定することが多いようです。

よって、京間と言われる畳のサイズを使用すると、1畳が191センチメートル×95.5センチメートルですので6畳で10.94平方メートルになりますが、団地サイズと呼ばれる畳を使用した場合1畳が170センチメートル×85センチメートルですので6畳で8.67平方メートルとなり約2平方メートル(1畳分)の差があります。

マンションでは畳の枚数ではなく、パンフレットに記載されている面積を見て広さを確認してください。

(2006年4月掲載)

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マンションの「建築確認」とはどのようなものですか。

マンションの「建築確認」とはどのようなものですか。

マンションを建てる場合、その建築主は建築工事を着手する前に、確認申請書にマンションの計画図面など(建築物の用途、構造、規模、敷地位置、形態など)を添えて建築基準法をはじめとする法令(建築基準法のほか、都市計画法、消防法など)に適合しているかチェックを受けなければなりません。このチェックのことを建築確認といいます。この建築確認は「特定行政庁」と「指定確認検査機関」で行うことができ、建築主自身の選択で申請を行います。

ちなみに、「特定行政庁」とは建築主事のいる行政機関で、人口25万以上の市は建築主事を置くことを義務付けられています。それ以外の市町村は任意で置くことができます。

「指定確認検査機関」とは、国土交通省や都道府県知事の指定を受けた民間機関のことで、平成10年の建築基準法改定により、平成11年から建築確認を行えるようになりました。

この建築確認申請が上記法令などに適合していると認められたときには、建築主事、または指定確認検査機関から「確認済証」が交付され、マンション建設工事の着手が可能となります。

(2006年1月掲載)

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