編集部からのご回答

生活

電気温水器のお湯が夜になると出なくなることがあるのですが。

私の家は電気温水器を使っているのですが、夜になるとお湯が出なくなることがあり、困っています。何かよい改善方法はありますか? 

従来、電気温水器は、熱源費が日中と比べて格安な深夜電力を利用して、一定時間(8時間または5時間程度)通電し、タンク内のヒーターで水を85℃に沸かして貯湯する給湯器なので、タンクの容量を使い切ってしまうと、お湯が出なくなり、水が出てきます。

改善方法としては、
①お湯を節約する。
②今のものより大きいサイズのタンクに取り替える。
③電気温水器を昼間も沸き増し可能なものに取り替える。
(この場合、電気契約も通常の深夜電力契約ではなく、24時間通電可能な「時間帯別電灯契約」や「季節別時間帯別電灯契約」にする必要があります)
④ヒートポンプユニット(室外機)で、大気中の熱を自然冷媒(CO2)に集め圧縮させて作った高熱を吸収して、従来より高めの約90℃ のお湯を沸かし、貯湯タンクユニットに貯湯する方式の「自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)」にすることによってタンク内のお湯を長持ちさせる。(この場合も、電気契約は「時間帯別電灯契約」や「季節別時間帯別電灯契約」にする必要があります。また、価格は通常の電気温水器の約1.5倍ですが、このようなエコ商品購入者に対しては、申請すれば、国から補助金が支給されます) などが挙げられます。

(2004年6月掲載)

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蛇口を閉めたときなどに「ドン」といった音がするのですが。

蛇口を閉めたときなどに「ドン」といった音がして、困っています。どのように対応したらよいのでしょうか。

蛇口を閉めたときに音が発生する現象をウォーターハンマー現象(水撃作用)と言います。

これは、流れていた水が急に止められると、今まで動いていた方向に動こうとする力(慣性力)が働き、動こうとするエネルギーはさらに圧力エネルギーに変換され、圧力波や衝撃波になります。この圧力波や衝撃波が配管設備を伝わり、音が発生します。

シングルレバー水栓や電磁弁によって水を瞬間的に停止させる食器洗浄機などの設備の使用も配管設備内の急激な圧力変化につながり、ウォーターハンマー現象が起こりやすくなります。

対応策として、止水栓で使用に差し支えが無い程度まで水量を絞り水圧を下げる方法や、水栓を出来るだけゆっくり締めるなどの方法がありますが利便性が低下します。

ウォーターハンマー現象は単純に音がするだけでなく、ひどい場合には配管設備を破損させる恐れがありますし、近隣の方やパイプを伝い離れた場所の部屋にも音を発生させ、不快感を与えかねません。管理会社に相談をして、ウォーターハンマー現象の原因になる圧力変化を抑制する水撃緩衡器などを設置するなど、恒久的な対応を取られることが望ましいでしょう。

(2004年5月掲載)

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どのようなピッキング対策が有効でしょうか?

最近、私のマンションの周辺でピッキングによる空き巣被害が多発しています。どのような対策が有効でしょうか。

まず、個人による対策として、鍵のシリンダーをピッキング対応の物に交換することや鍵の設置数を増やすことがあります。しかし、鍵の設置数を増やすことは扉の外観を変更することになるため、管理組合の承認が必要になります。また、ピッキングが防げるタイプのシリンダーの交換についても、他の住戸も同様の事情があると考えられますので、管理組合に取り替えを提案してみることをお勧めします。他に、防犯カメラの設置が有効な対策として近年普及しています。エントランスホール、非常階段、裏側出入り口などの設置はもちろん、集合インターホン設備と防犯カメラの録画機器を連動させるなど、高い機能の機器も開発されています。

防犯カメラ設置時には、抑止力を強化するため、カメラを設置していることを掲示することが効果的ですが、外国人犯罪者による被害が増加傾向にある昨今では、掲示を文字だけでなくイラストなどによって行うことが重要です。

その他、低コストで行うことのできる対策としては、人感センサースイッチにより人が通るたびに、照明を点灯させること、管轄の警察署に夜間のパトロールの強化を依頼することなどが有効です。また、日ごろから住民間で声を掛け合い、知らない人を見かけたら挨拶を行うことなどで、侵入者に対し、心理的に牽制する雰囲気をつくることも大切です。

(2004年5月掲載)

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窓辺の結露を減らす方法を教えてください。

窓辺の結露を減らす方法を教えてください。

結露という現象は簡単に述べると、空気中に含まれる水蒸気が、飽和温度(湿潤空気が冷却されたとき飽和に達する温度。露点温度)より低い温度の壁やガラスに触れると、水に変わり、その水滴が壁やガラスに付着した状態のことです。

結露を防ぐには、空気に触れる壁やガラスが飽和温度以下にならないようにすればよいのですが、その方法には次の3点の要素を考える必要があります。

(1)壁やガラスに触れる空気の温度を適正に(低く)保つ。
(2)壁やガラスに触れる空気の湿度を抑える。
(3)壁やガラスを断熱する。

具体的には、ペアガラスやインナーサッシを利用することで、屋外の冷気を遮断し、結露の発生を抑えることができます。これに準じた方法として、厚手のカーテンで窓ガラスの室内側を覆い、冷えた窓ガラス表面に屋内の暖かく湿った空気が直接触れないようにするのも有効です。

また、排気型でない石油燃焼ストーブは、燃料中の水素が水蒸気となりますので、結露しやすいといえます(もっとも、空気の温度が上がればある程度の水分がないと、気道が乾燥して、「鼻が乾く」など不都合が生じます)。床暖房やオイルヒーターなどの器具であれば、輻射熱(放射熱)を利用することで、直接空気の温度を上昇させるのではなく、体感温度を上げ、暖房効果を得ることができます。1番簡単にできる方法は、窓を開け、暖かく湿った空気と外気の空気を入れ替えることで、室内の水蒸気が飽和状態になるのを防げます。マンションでよく使われる方法は、浴室や台所は水蒸気を含むため、換気扇を回すことにより屋外に排出し、低い温度の空気(水蒸気を含まない)と入れ替えることにより、結露を抑制することがきます

(2004年3月掲載)

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ルーフバルコニ-に自分の好きなタイルを敷き詰めたいのですが。

ルーフバルコニーに自分の好きなタイルを敷き詰めて使用したいのですが可能なのでしょうか。

ルーフバルコニーはあなたが独占的に使用することはできますが、あくまで共用部分なので管理組合の承諾なしに性能や形状を変更することはできません。

そこで、タイルを敷き詰める「工事」が性能や形状の「変更」に該当するかどうかは、その「工事」が容易に現状復旧できるかどうかが形状の変更にあたるか判断する1つの目安となります。

例えば、モルタルや接着剤を使用してタイルを固定する場合、現状復旧が難しいので形状の「変更」と考えられます。また、タイルを敷き詰めることにより床が底上げされ、建築基準法で定められている手すりの高さが110cm以下になる場合は、「安全」という性能が低下するわけですから問題があります。

以上の事項や消防法、その他の法令、規約の定めなどに抵触しなければモルタル等で固定しないタイプのタイル等を敷き詰めて使用することは可能になりますが、あらかじめ管理組合の承諾を得たほうがよいでしょう。

(2004年2月掲載)

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