編集部からのご回答

マンション管理

駐車場の不足について

私が住むマンションでは、住戸数に対して駐車場の台数が不足しています。有効な対策はありますか。

敷地内に全戸分の駐車場を備えられていないマンションが多く存在します。同じマンションに住みながら、敷地内の駐車場を使用できる人とそうでない人では不公平感を感じる方もいるでしょう。駐車場の増設でもできれば良いですが、もともと敷地にゆとりがないために生じた問題ですから、そうも簡単には片付かない問題です。

駐車場不足の対策の一つに、マンション外での駐車場確保という方法があります。具体的にはマンションで不足する台数分の駐車場を管理組合が借り上げて組合員に貸与する方法です。敷地外の駐車場を個人で確保することに比べれば、かなりの不公平感を取り除けるでしょう。また一定期間ごとに抽選で敷地内と敷地外の駐車区画の入れ替えを行えば、さらに公平感を増すことができます。

(2010年2月掲載)

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規約閲覧の対象者について

当マンション内の住戸の購入予定者から、規約を閲覧したいという申し出がありましたが、どのように対応したらよいのでしょうか。規約を閲覧できる利害関係人の範囲についても教えてください。

閲覧を請求できる利害関係人とは、法律上の利害関係がある者をいい、単に事実上の利益や不利益を受けたりする者などは対象となりません。

具体的には、規約の拘束を当然に受ける区分所有者、賃借人などの専有部分の占有者、売買などによって区分所有権を取得しようとする者、 専有部分を賃借しようとする者、管理組合に対し債権を有し、または管理組合と取引しようとする者、区分所有権または敷地利用権の上に抵当権を有し、または抵当権の設定を受けようとする者、区分所有者から媒介の依頼を受けた宅地建物取引業者等法律上の利害関係のある者などが対象となります。

お問い合わせのようなマンションの購入予定者は、上述のとおり利害関係者に該当するため、夜間など不適当な時間に閲覧請求がなされた場合などの正当な理由がないかぎり、規約を閲覧させる必要があります。

(2010年1月掲載)

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マンションの屋上に広告塔を設置するには

分譲マンションに住んでいます。マンションの屋上に広告塔を設置し、広告収入を得られないか検討していますが、どのような手続きが必要ですか。

マンションの屋上は法定共用部分です。屋上に広告塔を設置することは共用部分の変更になるため、総会にて組合員の承認を得られれば設置が可能です。共用部分の変更には、組合員総数および議決権総数の4分の3以上の賛成を得る必要があります。

(2009年12月掲載)

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大規模修繕について

新築のマンションを購入したばかりです。管理会社から長期修繕計画案が示されましたが、新築時から大規模修繕のことを考える必要があるのでしょうか?

新築で、建てたばかりのマンションが劣化していくなんて考えがたいものです。しかし、マンションは年月の経過とともに必ず劣化が進み、機能低下は避けることができません。そこで、建物の劣化を最小限に食い止め、長期間にわたって建物の状態を良好に維持するためには、計画的な修繕が必要不可欠です。

新築時から、将来の修繕時期や修繕費用を考慮した修繕計画を立てて、将来の大型修繕に備えることが重要です。

(2009年10月掲載)

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修繕積立金と修繕積立基金の違いとは

マンションの購入を検討しています。マンションの販売会社から、月々の管理費と修繕積立金のほかに、一時金として修繕積立基金が必要だと説明を受けました。修繕積立金と修繕積立基金の違いを教えてください。

マンションの維持管理を行うためには、日常的な点検の際などに発見された劣化箇所の修繕工事や、一定期間ごとに定期的に行う大規模修繕工事(一般的には12~15年のサイクルで行われる)が不可欠です。

日常的に発生する小規模な修繕工事は管理費から支出しますが、大規模な修繕工事は多額の費用を伴うため、あらかじめ計画的に蓄えておく必要があります。

そこで修繕工事にかかる費用を毎月あらかじめ徴収していくものを修繕積立金といいます。

これに対して修繕積立基金とは、適正な大規模修繕工事に必要な資金を確保するために修繕積立金に充当するものです。近年では、入居時にこの修繕積立基金を徴収するマンションが増えてきています。

(2009年9月掲載)

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