編集部からのご回答

マンション管理

敷地内に駐車場を増設する良い方法はありませんか?

理事長です。30戸のマンションですが、敷地内に平面駐車場が10台しかなく、敷地外に土地を借りて駐車場にしています。敷地外駐車場はマンションから少し離れており、不便という意見が出ていますが、敷地内に増設するスペースがありません。何か良い方法はありませんか?

駐車場不足の対策として、機械式駐車場を設置するという方法があります。しかし、機械式駐車場を新たに設置するとなると、設置費用はもちろん維持経費、修繕費など多額の費用がかかります。

そこで、機械式駐車場をメンテナンス契約付きリースという方法をとることにより、設置費用やメンテナンスにかかる維持費、修繕費などを含み、月額1台あたり1万円程度で、機械式駐車場を設置することができます。1台あたりの借地料が月額1万円に近い(または1万円以上)の場合は、導入を検討されてはいかがでしょうか。

なお、リース業者によっては、契約期間が終了すると機械式駐車場本体を無償で管理組合に譲渡する業者もあります。詳細は管理会社へ問い合わせてください。

(2006年3月掲載)

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独立系のマンションの管理会社とは

独立系のマンションの管理会社とはどういう意味でしょうか?

独立系のマンションの管理会社とは事業主を親会社に持たないマンションの管理会社のことを言います。それに対して、事業主を親会社に持つ管理会社はディベロッパー系と呼ばれています。

親会社からの供給に頼るディベロッパー系の管理会社に比べ、独立系の管理会社は管理を受注するために自らの努力が不可欠です。新築物件であればディベロッパーに、既存物件であれば管理組合に自社の営業を行わなければなりません。

つまり、管理を受託するために同業他社より高品質・低価格といったセールスポイントをアピールし、「選ばれるための努力」を行っている管理会社と言えます。

(2006年3月掲載)

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どのようにしたら地震保険の割引がきくのでしょうか?

理事長です。地震保険に割引があると聞きました。どのようにしたら割引がきくのでしょうか?

地震保険の割引は、住宅品質確保促進法に基づいた『耐震等級(1~3)』、すなわち建物の荷重条件により決まります。

手続きとしては、地震保険の申請を行う際に、保険会社もしくは代理店に、上記の『耐震等級』が分かる資料を添付すれば割引のきいた地震保険をかけることができます。申請を行わなければ、割引がない一定の料率で試算されます。

また、今割引がなく、割引をきかせたいという場合は、書類を提出して申請すると割引がきくようになります。保険料の差額分は、保険会社が未経過分の保険料を計算し返金します。

(2006年2月掲載)

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消防訓練は法的に義務付けられたものでしょうか。

今度管理組合で消防訓練を実施することになったのですが、この訓練は法的に義務付けられたものでしょうか。

消防訓練は、マンションごとに作成された消防計画に沿って実施していきますので、法律で必ず実施しなければならない訓練などは決まっていませんが、火災が起こってからでは迅速な行動はとりにくいので、前もって訓練をしておくことは大切で、訓練はできるだけ多くの人の参加が望ましいのです。

一般的には以下のような訓練が多く実施されているようです。

・通報連絡訓練…火災が発生した場合に迅速に消防機関へ通報する訓練
・初期消火訓練…消防機関が到着するまでに消火器などを利用して延焼を防ぐ訓練
・避難誘導訓練…火災時に避難者を安全な場所へ迅速に誘導する訓練
・救出救護訓練…負傷者などに行う応急処置や安全な場所へ搬送する訓練
上記の訓練以外にも、マンションに設置されている消火設備の操作方法を確認しておいた方が良いでしょう。

なお、日程などが合えば消防署の方が立ち会って訓練を実施することができますので、お近くの消防署に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

(2006年2月掲載載)

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マンションのベランダに避難はしごが設置されていないのは問題か。

私のマンションのベランダには、避難はしごが設置されていないのですが問題はないでしょうか。

マンションでは、相対する2方向の避難経路の確保が必要とされています。ベランダに避難ハッチがないということは、建築基準法・消防法に適合した2方向での避難経路が確保されているのだと思われます。「2方向の避難経路」とは、どこで火災が起きても避難階(通常1階)に安全に避難できる経路をいいます。

例えば廊下側で火災が発生した際、バルコニーの隔壁板を破り隣家または角部屋のバルコニーを経由し階段から避難できる場合には、避難はしごの設置の必要はありません。現在お住まいのマンションも相対する2方向に避難経路が確保されているのであれば避難はしご設置の必要はありませんので、再度ご確認をしてみてください。

〈例〉避難ハッチが必要な場合 〈例〉避難ハッチが必要ない場合

(2006年2月掲載)

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